ヨモギからよもぎ餅ができるまで
初心者が作る
初心者のための、初心者による
簡単よもぎ餅レシピ
ネットの皆様のお力をかり、兼ねてからやってみたかった【摘み立てヨモギでよもぎ餅を作る】に、挑戦してみました。
(やってみたかった理由= そこら辺に生えてるから)
しかし、いざレシピを調べてみると、どんどん疑問が湧いてきます。
なぜなら…
よもぎ餅を当たり前のように作ってる人にとっては、素人の疑問がわからない。
素人の疑問がわからないから、書いてくれない。
からですかね。当たり前だけど😓
そんなワケで、細かい疑問が残ったままの、よもぎ餅作りとなりました。
まったくの初心者が、ネットの知識だけで作ると、どんなよもぎ餅ができるのか。
その辺も、お楽しみ頂けると幸いです^^
ではでは、摘み立てのヨモギを利用した、初心者でも簡単よもぎ餅レシピの始まりです!
よもぎ餅レシピの前の重要事項
初心者前提なので、まずは材料をそろえる前の
【初心者のための重要事項】の確認から。
🚩重要!
- ヨモギの判断がつくこと
- 安心・安全の摘み場の確保
- 春先(3月〜4月)であること
ヨモギの判断がつくこと
ヨモギがどれか分からない方は、まずここから。
ヨモギに似ていると言われる植物を確認しましょう。
(クリックするとWikipediaに飛びます)
知らない人は全部同じに見えてしまいます。
野草は、毒持ちも多いので、注意が必要です。
都市部より、田舎や山には色々な植物が生えているので、特に注意が必要ですね。
また、大抵の植物は、子供の葉と大人の葉では形が違うので、見分けがつきにくくなります。
夏に向けて葉が硬くなると、特徴が他の植物に紛れてしまうため、更に区別がつきにくくなってしまいます。
(花が咲く頃のヨモギなんて、同じ植物とは思えない形になってるよ)
この写真は、3月中旬に同じ場所で採取したヨモギです。
右端の小さい⑤が、ヨモギの新芽。
春先でも、これだけ形が違います。
ちなみに、この中にヨモギ以外の植物が紛れていますが…わかりますか?
正解は②
②だけは、葉が互い違い(互生)についてます。
(ヨモギも本来は互生です)
↓は、葉裏の写真です。
葉裏を見れば、歴然。
②だけ、毛がありません。
たぶん、タネツケバナ(無毒)だと思うのですが、同じ場所に生えていました。
見分け方は、こんな感じです。
- 裏に白い毛があるか
- 葉を揉むと、よもぎ餅の匂いがするか
日当たりの良いところに生えているか
日当たりの良いところに生える、と書いてあるサイトもありますが、経験上、ヨモギはどこにでも生えています。
摘むときには、注意してください。
安心・安全の摘み場の確保
道路脇の植え込みとかにも生えてますが、これは勿論オススメできません。
キレイな空気の、摘んでも大丈夫な場所を見つけましょう。
春先(3月〜4月)であること
そして、最後に重要なのは “春先” であること。
春先のヨモギは香りがよくたちます。
よもぎの判断ができない人は、春先以降のヨモギを匂いで判断するのは、難しくなるかもしれません。
そういう意味でも、春先にこだわる方が良いのです。
更に、春先は葉が柔らかく、アクが少ないです。
アクが少ないため、野草にありがちな「重曹でアク抜き」という工程が発生しません。
そのため、失敗する確率も大幅ダウン。簡単です。
では、次からやっと、よもぎ餅レシピの始まりです😊
よもぎ餅の材料をそろえよう
≪材料≫
- ヨモギ 新芽 約35g
(餅の総量の3分の1~半分) - 業務スーパー餅の素 約100g
≪道具≫
- すり鉢セット、又はフードプロセッサー
ヨモギを摘んで来る
ここで早速問題が発生。
ヨモギ…どの部分を採ったら良いのだろう?
ネットの皆さんのよもぎ餅レシピでは、どれも「新芽」と書いてある。
なるほど、新芽が絶対条件ね。
でも…新芽ってどの部分までのことなんだろう?
更に調べると…
- 芽吹いたばかりの部分
- 地面に這ってる部分
(-ω-;)ウーン…
どこまでが[芽吹いたばかり]の部分?
「ばかり」の定義がよく分からん…。
[地面に這ってる]って、そんなの3月中旬には、既にない。
それとも、草をかき分け、根本を一生懸命探せば有るのか?
よもぎ餅の最適な季節は3月〜4月って書いてあるし…とりあえず、[地面に這っている部分]は、保留としょう。
ということで、
赤い線から上部分くらいを、勝手に新芽認定。
なるべく、このくらい、若い葉を摘んできます。
餅を準備
次に、餅を準備します。
今回使った餅の素は、コレ↓
おなじみ業務スーパーPB、【だんご粉】
既成の餅(サトウの切り餅)が余ってたので、
[ 既成の餅+H2O ]を[化学の力(電子レンジ)]で…
とかも考えましたが、それ自体失敗するかもしれないので、買ってきました。
業務スーパーの餅系の粉は、種類が豊富で迷いますが、これはちゃんと用途に【大福もち】と書いてるから、大丈夫…のはず。
もち米もINされてるし、電子レンジが使えるのも良い。
今回は38gくらいしか摘んでこなかったので、このだんご粉、半分使用でいきます。
だんご粉100g+水135cc = 235g
ヨモギ 38g
ヨモギが16%(4分の1)くらい?
ネットでは、「多めと思うくらい必要(餅の半分)」とか書いてあったので、少なすぎるかなぁ?
ネット住民のご指導による調理実習
とりあえず、これでモノは揃いました。
いざ、調理へと移ります。
ヨモギの下ごしらえ
このまま餅に入れるワケではないので、まずは、下ごしらえを行います。
ネットで調べたところ、使う部分は「葉の部分」と書いてある。
しかし、ここでまた問題が。
「葉の部分」って…どこ?
葉柄は含まれるのか?
それとも主脈を避けた葉肉(右上斜めの赤線から先)部分のみ?
いや、そもそも葉柄と思っているところも、どこまでが葉柄でどこから葉肉?
………
考えても分からないことなので、とりあえず、赤茶色でちょっと硬そうなところを取ることにしました。
3gぐらいは、減ったかも?
準備ができたので、茹でて、包丁でみじん切りにします。
お湯から30秒くらい。
重曹は入れません。
絞ると、こんなに小さくなりました。
これを、包丁でできるだけ細かくします。
フードプロセッサーがある方は、このままフードプロセッサーで細かくして、終わりです。
フードプロセッサーがない方は、人力の工程に。
すり鉢に入れて、すります。
(ダイソーのすり鉢)
ひたすら、すります。
しばらくすると「ホントにコレ、すれてるのか?」と、疑問が湧いてきます。
しかしここは、筋トレと思って、根気よく頑張りましょう。
当サイトの主旨にマッチした、健康的な行動です。
写真右くらいになれば、ヨモギの準備は完了です。
次は、餅の準備です。
餅の準備
粉の形から、もっちもっちの餅へと変えていきます。
まずは、だんご粉を練ります。
だんご粉100gに水135ccと書いてるので、規定通りに。
…が、餅になるような感じがしない。
もっと水を入れたい…しかし「規定以上の量を入れるのは慣れてからだ」と自分に言い聞かせます。
はるか昔、高校の化学の実験で、なかなか進まない化学反応に業を煮やし、規定以上のなんらかの薬品を入れて大失敗、発火しそうなくらい発熱した恐怖体験が、ここで活きてきます。
水を足したい欲求をグッと堪え、規定量の水でひたすら練り続けます。
やはり、規定量は正しかった!
なんとか粉っぽさがなくなり、電子レンジへ。
袋裏のレシピには5分と書いてあるけど、今回は半分しか使ってないので、様子を見ながら3分で。
餅とヨモギを混ぜる
おぉ! なんとなく餅らしくなりました!
ヨモギをイン。
すりこぎに水を浸け、餅を搗くようにしながら、ひたすらヨモギと餅を混ぜます。
これ、混ざることあるの?と、これまた不安に…
よもぎ餅になる気が、ぜんぜんしない…
まぜること10数分…
おおぉぉ!!!
見覚えのあるよもぎ餅っぽい!
もうちょっと混ぜてから、餅とり粉として、だんご粉を手に付け、丸めていきます。
よもぎ餅のできあがり
そして、とうとう出来たのが、コレ!!!↓
あまりにも、映えないよもぎ餅だったので、あんこと猫で胡麻化してます^^;
実食
さてさて、お味の方といえば…
自分で作ったことにより50%くらい精神的補正が加算され、たいへん美味しく頂きました^^
次は、もっと上手くできるはず。
また作ろうっと!
最後までご精読ありがとうございました!
健康の森整体院
健康の森整体院は、大阪市西成区(天下茶屋駅すぐ)にある整体院です。
深部温熱療法により、肝臓・腎臓・腸や膀胱などの腹部内臓の血流を促進し、その機能を改善します。
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